最新のSEO対策とコンテンツマーケティングについて学んできました | festivo SEO Camp参加レポート

festivo SEO camp

かつてのSEO対策といえば、狙っているキーワードを大量に盛り込んだり、他のサイトから意図的にリンクを貼ってもらう等のテクニックが流行りましたが、現在ではこうした不自然な施作はあまり意味のないものになってきています。

代わりに主流になってきているのが「コンテンツマーケティング」と呼ばれる手法で、ユーザーがどのような気持ちで検索をするのかを考え、それに対する答えとなる有益な情報をサイト内で提供することで、自然にサイトへのアクセスが増えるようにする方法になります。

そのあたりの最新事情を学ぶため、festivo SEO Campという、SEOに関する勉強会に参加してきました。

10:30にスタートして、質疑応答が終わる頃には19:00をまわるという長丁場でしたが、とてもためになる内容でした。

現在のGoogleの検索エンジンの仕組みを理解し、小手先のテクニックにとらわれない方法を知ることができましたので、自分の頭の整理も兼ね、早速ブログを書いてみました。

※手元のメモをもとに書いているため、全てのお話を網羅できていなかったり、細かいところで表現が異なる点はご容赦ください。認識違いなどありましたら、随時、修正してまいります。

目次


1. SEO対策の基本

SEO対策とは

そもそもSEO対策とは何なのか?最終的には売上を上げること。
検索結果を上げることが最終的な目的ではないので、上位表示されても売上が増えなければ、意味がない。

検索順位の基本的な考え方

SEOとは自身のサイトを正しく評価してもらうための対策であって、Googleを欺いて上位表示するものではない。

過去のSEO対策と現在のSEO対策

過去のSEO対策は、被リンクの数や量、記事の数やボリュームで競うお金の戦争。
現在のSEO対策は、検索意図に合致したコンテンツを提供し、コンテンツの魅力で勝負するコンテンツマーケティングである。

コンテンツマーケティングとは?

ユーザー(検索者)にとって有益な情報を提供し、様々なキーワードで上位表示を狙うこと。
対して、トップページをある特定のキーワードで上位表示するのは、リスティング広告の役割。

メディア化戦略

SEO対策をするサイトorページ、SEO対策しないサイトorページを分けて考える。

SEO対策するサイトorページでブログを書いて自然検索を集め、そこから本命のサイトに送客する。本命のサイト自体で必ずしもSEO対策をする必要はない。

ブログを書く場合は1つの記事で1つのキーワードを狙う。サイト全体で、様々なキーワードのパターンで拾ってもらえるような記事を書く。そこから目的のサイトへリンクさせる。

1つのサイトで1つのキーワードを狙う場合はリスティング広告を使う。

SEO対策のブログは、ドメインを分けた方が良いのか?

集客したいサイトと別サイトであることを演出したい場合(企業色を強く出したくない等の理由で)は、別ドメインのほうが有効。

例)ニキペディアというニキビに関する情報を集めたサイトを集客に使い、そこからニキビ関連商品(プロアクティブ)へと誘導する。

本命のサイトのドメインの歴史が長い場合は、そのドメインについている価値が高いため、その中でブログをやったほうが効果的なことが多い。

2. SEO対策前のキーワード対策

キーワード選びの重要性

検索数を知るには

関連ワードを知るには

過去のSEO対策のように、1つのキーワードに絞り込む必要はない。自社の商品やサービスに興味を持ってくれそうなが検索しそうなキーワードを大量に選定していく。

3. SEOの内部対策

1) 検索意図を探す

検索意図を考える
→「検索意図」を満たしているコンテンツは必ず上位表示されます

検索意図の見つけ方

  1. 妄想
  2. Googleで実際に検索してみる(1位〜10位まで、どんなことが書かれているのか良く見る)
  3. Yahoo知恵袋を活用→閲覧数が多いものを優先的にみていく

Yahoo知恵袋はとても使える。Yahoo知恵袋でキーワードを検索すると、ユーザーがどんなことに関心をもっているのか知ることができる。

ベストアンサーは多くの人の検索意図を満たしている場合アリ。記事制作の参考にできる。

2) ウケるコンテンツを理解する

NAVERまとめのお気にりやはてぶ数が多いものは、ユーザーの関心が高いものであり、タイトルのつけ方が良いため目にとまったと考えられるものが多く、内容とタイトルを考える際の参考になる。

記事を書くのは、自分自身でやるのが一番。
外注も可能だが、ビジネスの本質を理解している自分自信が書いたほうが、絶対に良い記事になるから。

3) 記事の仮タイトルの決め方

仮タイトル、としているのは、一番最後の公開前に改めて再考して決定するため。

狙っているキーワードは必ず入れる。
キャッチーなタイトルにする。→ タイトルさえよければクリックされる

  1. 文字数は28文字程度(30文字以上は検索エンジンんで割愛されちゃう)
  2. タイトルのつけ方は「狙っているキーワード | キャッチコピー(※共起語)」
  3. 数字を入れればなおよい

※共起語→ 検索結果の上位に入ってくるページに頻繁に含まれているキーワード

上位サイトの使用キーワード抽出ツール(共起語)「LSI調査」

4) 仮ディスクリプションの決め方

仮ディスクリプション、としているのは、一番最後の公開前に改めて再考して決定するため。

  • 文字数は80文字〜100文字程度。最低でも80文字くらいは欲しい。
  • 狙っているキーワードは前部に2回程度入れる
  • 共起語も入れればなおよし

ディスクリプションは検索結果一覧に表示され、検索者からはけっこう見られるので、ここはきちんと考える!

5) 目次をつける

記事が書けないという人は、まずは目次を書こう!

まずは大項目を考える。検索意図を満たせるように話題を網羅する。次に、中項目・小項目、と作っていく。すると、自然と記事のアウトラインができる。

6) 肉付け(ライティング)

項目を考えた後は・・・肉付け(ライティング)

きちんと書くと、最低でも2,000文字〜3,000文字くらいにはなる。

記事の数が多い方が良いわけではないので、数を稼ぐよりは、きちんと考えて書いた充実した記事をひとつ書いたほうがいい。

しょうもない記事がたくさんある場合は、それを削除したほうが検索結果が良くなる場合が多い。(しょうもないの基準:検索意図と外れた面白くない記事)

7) 参照リンク

参照したときにはblockquoteタグでくくる。それによって、googleに他サイトから参照したことを知らせることになる。

参照リンクをつける理由:その1

  • セカンドオピニオンという考え方
  • 信頼性の担保
    公的サイトへのリンクを貼るとSEO効果が高い。参照元がしっかりしていることが評価される。

参照リンクをつける理由:その2

Googleはなるべく検索トラフィックを少なくするようにしたいので、検索することなく他のサイトへ移れるサイトの評価を高くすると推測する。なので、複数の短いページの集まりよりは、情報量が多い1ページが歓迎される。

どうせリンクするなら評価の高いサイトへリンクする。
リンクをするなら文中に。そうであれば、ページから離脱しても戻ってこれる。

8) 共起語を使う

特定キーワードの検索結果で10位くらいのサイトに出てくる頻出キーワードを教えてくれる。専用ツールを使うとよくわかる。

上位サイトの使用キーワード抽出ツール(共起語)「LSI調査」

ここのキーワードを見て、記事を見直し、共起語で言い換えても意味が変わらないものは、置き換えてみよう。

9) 文字の装飾や画像挿入

文字の装飾:やりすぎると逆効果。下記リンク先のサイトくらいで良いです。

例)http://nichiiro.com/8214.html

10)公開

仮タイトルと仮ディスクリプションを確定して、公開。

11)順位チェックは必ず行う

Google Search Consoleは必須。

検索順位を調べる専用ツールも使う。正確に数字とれるのは、今のところこのツールくらいしかない。
GRC (http://seopro.jp/grc)

4. SEOの外部対策

外部リンクの基本的な考え方

昔の外部リンク対策=被リンクだった。未だに被リンクは一定の効果があるけれど、不自然な被リンクに頼ったSEOがペナルティを受ける確率は昔に比べて非常に高くなったのでやめておこう。

今の外部リンク対策=コンテンツを良くすること。良いコンテンツを作って、拡散してもらうこと。ソーシャルの共有ボタンはからなずつけよう。

外部リンク対策は、きちんとやろうとすると、サーバ代やドメインなど、もろもろの試算で年間40万以上する。
同じ金額を使うなら、フェイスブック広告、Twitter広告、はてぶに広告に使ったほうがマシ。はてぶの広告がいちばん効果が高い。

被リンクが少なくても、検索意図を満たしたサイトであれば上位表示される。被リンクの数が多ければ良いというわけではない。

5. 知らないと怖いペナルティ

やってしまいがちなペナルティ:技術編
・サイト内リンクがたくさん切れている
・画像が表示されない
・文字が見づらい
・HTMLソースが複雑すぎる
・ディスクリプションが全てのページで同じ

やってしまいがちなペナルティ:コンテンツ編
・コピペした記事を投稿する。
・リライトしたほとんど同じ内容の記事を投稿。
・ツールで作った意味不明の記事を投稿。
・サイトの存在意義がない。(アフィリエイトサイトにありがち)
・誘導目的のサイトになっている。(全てのページに誘導したいページのリンクが貼ってあるとか)

Googleが判断していること

  • 検索意図を満たしているか
  • 信頼できるコンテンツか
  • 客観性の高いコンテンツか
  • 提供する順位は正しいか
  • 被リンクは正しく、正当に評価されているか

大事なのは、ユーザーにとって有益なコンテンツかどうか。それさえクリアしていれば、細かい部分がどうであれ、上位表示される。


6. 質疑応答でSEOの素朴な疑問に答えていただきました

質疑応答の時間が十分にありましたので、日頃から疑問に思っていたことを質問してきました。他の参加者の方からの質問も、参考になるものが多かったので記載します。

質疑応答

Q. FB広告、Twitter広告、はてぶ広告、アドセンス、違いと向き・不向きはありますか?

A. Facebook広告:細かく対象を絞れるが、購入率が高くない、メディアや意識高い系コンテンツが向く。Twitter広告:拡散向け、おもしろ系コンテンツがウケる。リスティング広告:クリックごとに課金されるので、購入に直結するようなキーワードを対象とするのがいいです。

Q. 広告に使う金額はどのくらいが妥当なのでしょうか?
A. 業種によって金額が様々なので一概には言えないが・・・例えば弁護士であれば1クリック500円。浮気調査だと1300円と、獲得単価が高額。そこに数千円の投資だと一瞬でなくなってしまうので、広告の意味があったのかどうか、あまりわからない。
ひとつ成約するのにどのくらいの金額であればペイできるのか。ひとりの見込み客を連れてくるために必要な費用はいくらなのか。コンバージョンレート(CVR)はどのくらいなのか。そういったことを総合的に考えてやっていかないといけない。

Q. Googleのモバイルフレンドリーは対応したほうがいいのでしょうか?
A. 対策しないと順位が落ちるのはモバイルのみで、PCは影響をうけません。ただ、モバイルからのアクセスが多くの割合を占めるサイトは多いので、対応はしたほうがいいです。

Q. 河井さんにSEOコンサルを頼んだらどのくらいお金がかかるのですか?
A. ざっくりですが1ヶ月で10万〜20万くらいです。

Q. 動画を活用したSEO対策はどのようなものがありますか?
A. 文字や写真よりも情報量が多いので、記事の中に補足の動画があればユーザーにとってメリットになるため、コンテンツの質を上げる役にたちます。

Q. ページが長いとユーザビリティを損ないますか?ページは分割したほうが良いの?
A. スマホの閲覧数が多いことを考えると、長くなってもページ移遷がないほうが好まれる。滞在時間が長いページは検索結果が良くなる傾向がある。なので、話題が変わらないのであれば長くなっても1ページにまとめるほうがいまのところは良さそう。

Q. 店舗があり、地域的に限定性がある商売をやっているのサイトのSEOのあり方は?
A. 地域限定で集客したければリスティングが最適です。地域限定の集客は、SEOが不得意とするところです。

Q. html5ではひとつのページ内にh1タグが複数あったりするけど、それはいいのでしょうか?
A. 複数のh1タグがあるサイトのデータが十分でないのでわからないです、すみません。

Q. メタキーワード等を細かくチューニングする効果はありますか?
A. ほとんど意味はなく、がんばったところで効果は少ないと考えます。


その他メモ:

河井さんおすすめの無料WordPressテーマ
https://xeory.jp/
http://wp-simplicity.com/


河井さん、貴重なお話をありがとうございました!

河井さんと

講師:河井大志さん(運営会社:http://www.smartaleck.co.jp/


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